{ * Script[inc] *}
自動車業界情報
(2013/07/10)トヨタ紡織株式会社は、ドイツの総合科学会社BASFが主催する初の自動車用シートのデザインコンペティション「sit down,move(シット・ダウン・ムーブ)」にて特別賞を受賞したと発表した。
このデザインコンテストコンペティションには、世界34カ国から170を超える作品が応募され、同社は資材活用のテーマでの受賞となった。
今回受賞したシートデザイン作品『Aptus(アプタス、作:クリスチャン・デリース)』は、これまでの自動車用シートデザインの枠を取り払い、先進的なアイデアを試みるとともに、それらを解決するリアリティーのあるコンセプトを提案した作品。素材・機能・スタイリングのそれぞれの要素を一体で捉えることで、次世代シートの可能性を表現した。今後、同社とBASFは『Aptus』のコンセプトを織り込んだシートの共同開発に着手し、自動車への採用を目指す。
同社では、「グローバルに活躍でき時代をリードするデザイナーの育成と、世界各地域のデザイン拠点を整備することによりデザイン開発力を強化し、世界中のお客様へ快適な空間と魅力的なモビリティーライフを提供していきます」と、語っている。