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自動車業界情報
(2014/06/22)米GM社はイグニッションスイッチの不具合により新たに316万725台をリコールすると発表した。
カナダとメキシコを含む北米では336万555台となる。さらに別の5件、計16万5770台のリコールも発表した。
今年初めから6月16日までのリコール数は44件、リコール台数は北米で2004万2649台(内、米国が1772万8268台)に。
リコール関連の修理費用は5月に発表した4億ドルからさらに増え、第2四半期に7億ドルを計上する見込みという。
イグニッションスイッチの不具合は、横長の穴が開いているキーに重たいキーホルダーをつけると、走行中にキーホルダーの動きによってキーが「RUN」の位置から動いてしまうというもの。
結果、パワーステアリングやブレーキ倍力装置が作動しなくなり衝突の危険が増えるほか、衝突を検出するソフトウエアが動作できず、エアバッグが展開しない恐れがあるという。
GM社は対策として4×6mmの小さな丸穴のキーに変更し、これまでに260万台をリコールしていた。